先日届いたMoto G 2nd LTE XT1072 ですが、marshmallow へのアップデートが一部地域で開始した。それに伴い、早速XDAでは、Marshmallow Stock Firmware がアップされていたので導入してみた次第。
導入するのは、「RETEU」のFirmware です。購入した「RETGB(Great Britain)」にはまだアップデートがきていない状態なので、すぐにでもMoto G でMarshmallow のストックROMを体感してみたいと思い今回の作業に至った。
導入手順
導入手順は、以下デバイス環境とPC環境が必要になる
- Bootloader Unlocked のデバイスであること。
Bootloader Unlock方法は「Moto E 2nd 4G LTE XT1524 Bootloader unlock した」を参考にどうぞ - Fastboot コマンドを実行できるPC環境であること。「Android-SDK」導入済み
Bootloader Unlockすることになるので、デバイスに何か問題が起きてもメーカー保証対象外となります。個人的に海外から購入したデバイスは、海を渡った時点で保証対象外になると勝手な認識があるため全く気にしません。
環境が整ったらStock Firmwareとその他ファイルを準備する
デバイス、PC側の準備が整ったら、必要な以下ファイル群を準備する
- XDA:XT1072 Marshmallow started!から「XT1072_THEA_RETEU_6.0_MPB24.65-34_cid7_subsidy-EMEA_CFC.xml.zip」をダウンロードし適宜フォルダに解凍
- mfastbootとflash.batファイル(Moto_G_1072_flashbat_mfastboot)。ダウンロードして「mfastboot.exe と XT1072Flash.bat」の二つのファイルを上記にて解凍したフォルダ内に保存
ファイルの準備ができたら後はFlash.batを実行するのみ
できあがったフォルダはこのような状態
Sponsored linksFlash.bat完了し起動したら、Marshmallowが起動
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まずは端末の電源を落として,電源ボタン+ボリュームダウンボタン同時押し、Fastboot flash mode にする。
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先ほど解凍したファイルがあるフォルダで、「MotoGXT1072flashall.bat」をダブルクリックすると、Firmwareのフラッシュが始まります。フラッシュ完了し再起動されましたら、Marshmallow が堪能できます。
Lollipop と Marshmallow の大きな違いは
電池の最適化
Doze Mode と呼ばれている「電池の最適化」機能が追加されました。詳細説明は端折りますが、簡単に言うと電池持ちをよくする機能。
端末内にインストールされているアプリは、「DMservice・oogle Play開発者サービス・Motorola通知」を除く全てこの電池の最適化が有効になっている
アプリ権限
アプリの権限を個別で制限できるようになったこと。分かりにくいですね、んー例えば、ご自身でインストールしたアプリには、開発者側の意図で、端末内にある「連絡先」情報等へアクセスする権限が付与されているアプリがあります。今までのAndroid OSでは、そういった「開発者側の意図」に全て同意しないとアプリのインストールができませんでしたが、今回のMarshmallowからアプリが正常に動作しない可能性があるが「アクセス権限を個別に拒否する」ことができるようになった。
- Androidバージョン
- 6.0
- ベースバンドバージョン
- M8926_309101.02.03.19R THEA_EMEA_CUST
- システムバージョン
- 24.41.34.thea_reteu.reteuall.en.EU retgb
- ビルド番号
- MPB24.65-34
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