Android で使用するコマンドのメモ
更新
Fastboot
各パーティッションにイメージをフラッシュする場合は、bootloader が unlocked されていることが条件です。
- recovery.img を recovery 領域に flash する
-
fastboot flash recovery recovery.img
- boot.img を boot 領域に flash する
-
fastboot flash boot boot.img
- 再起動する
-
fastboot reboot
- Bootloder を再起動
-
fastboot reboot-bootloader
- Bootloder 変数を取得
-
fastboot getvar all
- version
- version-bootloader
- version-baseband
- version-cpld
- version-microp
- version-main (or “mainver”)
- serialno
- product
- platform
- mid (or “modelid”)
- cid (or “cidnum”)
- battery-status
- battery-voltage
- partition-layout
- security
- build-mode
- boot-mode
- commitno-bootloader
- version-tp
- hbootpreupdate
- userdata の 削除
-
fastboot erase userdata
- cache(キャッシュ) のクリア
-
fastboot erase cache
- OEM config の確認
-
fastboot oem config
取得される変数情報
データパーティッションに書きこまれたユーザーデータを削除(Android 端末の初期化と同様の操作)
ADB
ADB shell コマンド
端末内で shell コマンドが実行できる。
- shell コマンドを実行可能にする
-
adb shell
- 現在のディレクトリに存在するファイルもしくはフォルダを表示する(隠しファイルは除く)
-
adb shell ls
-
オプション -l をつけることでファイルタイプ、アクセス権限、所有者、グループ、サイズ、最終更新日、ファイルもしくはディレクトリ名、の順で詳細情報が表示される
ls -l
-
オプション -a をつけることで隠しファイルも含む全てのファイル/ディレクトリが表示される
ls -a
- カレントディレクトリ(現在作業を行っているディレクトリ)を System ディレクトリに変更する
-
cd system
- sdcard に hogeディレクトリを新規作成する
-
mkdir sdcard/hoge
- data/local/tmp/にコピーする
-
cp /sdcard/system data/local/tmp/
SDcard内に作成したsystemディレクトリ以下全てをdata/local/tmp/にペーストする
- data/local/tmp/内のパーミッションを変更
-
chmod -R 755 data/local/tmp/system
data/local/tmp/system以下のディレクトリのフォルダ/ファイル全てのパーミッションを 755 に変更する
- data/local/tmp/systemを削除
-
rm /data/local/tmp/system
data/local/tmp/systemを 削除する
- cat コマンドを使用してファイルの内容を表示
-
cat system/build.prop
system/build.prop に記述されている内容を表示
cat /proc/partitions
proc/partitions に記述されている内容を表示
- 再起動する
-
reboot
reboot bootloader
reboot recovery
- インストールしている Android アプリのパッケージ名を確認する
-
pm list package
下記記のように「package:」の後に表示されているのが「アプリのパッケージ名」です。
package:com.amazon.mShop.android.shopping ←Amazon Shoppingアプリのパッケージ名です。
ADB Shellコマンド/ Super User
adb shell で shell コマンドが実行できる状態にしておく。またsuper user 権限の取得が必要。つまり Root権限奪取/Root化/根付き化と呼ばれる作業が終わっている事が前提。
- 管理者権限を取得する
-
adb shell su
- systemディレクトリ を読み取りと書き込み両方でマウントする
-
mount -o rw,remount /system
- system内にペーストする
-
cp -a -p /data/local/tmp/system/* /system/
/data/local/tmp/system以下のディレクトリとファイルをすべて system以下にパーミッションを維持したままペーストする
- find コマンドの -name オプションを指定
-
busybox find system/app/iWnnIME/lib/ -name *.so | xargs -i mv {} system/lib/
system/app/iWnnIME/lib/以下のディレクトリで、.soという名前の付いたファイルを、system/lib/以下に移動する
- touch コマンドを使用してタイムスタンプを変更
-
busybox touch system/app/iWnnIME/lib/arm/*.so
system/app/iWnnIME/lib/arm以下のディレクトリで、.soという名前の付いたファイルの、タイムスタンプを変更する。
- find コマンドの -mtime オプションを指定
-
busybox find system/lib/ -name '*.so' -mtime -1 | xargs -i mv {} system/app/iWnnIME/lib/arm/
system/lib/ 内にある24時間前から現在まで(mtime -1)の間に、更新された .so (‘*.so’)という名前のファイルもしくはディレクトリを system/app/iWnnIME/lib/arm/ 以下のディレクトリに移動する
busybox でサポートしているUNIXコマンドを利用
adb shell で shell コマンドが実行できる状態にしておく。またbusybox が system/bin/ もしくは system/xbin/ に導入されていることが前提。導入するためには super user 権限の取得が必要。Root権限奪取/Root化/根付き化と呼ばれる作業が終わっている事。busybox を導入することでUNIXコマンドが実行可能となる。
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