今年の7月初旬頃から「Google アシスタント」が日本語に対応しました。この「Google アシスタント」で、どんなことができるのか確かめてみた。
Google アシスタント とは
Googleの音声対話型AI(Artificial Intelligence(人工知能))です。
Sponsored linksどんなことができるのか
「Google アシスタント」でできることは、ユーザーが「Google アシスタント」に話しかけた質問や処理内容に対して「Google アシスタント」が音声で回答するもしくは、処理対応することができる。今までのスマホだと、全てタッチ操作をしないと動作してくれなかったことが、「Google アシスタント」を利用することにより、タッチ操作を行わずとも処理回答してくます。
具体的にどんなことができるのか、個人的見解になりますが、大きく分けて「便利機能」と「端末内の設定変更機能」と「記憶機能」と「その他機能」との4つになると考えています。※2017/08/27現在の情報となります。この「Google アシスタント」は日々賢くなっているので現時点での状態と記載させていただきます。
詳細な機能と操作方方について以下記載しております。
便利機能
対話型AIならではの機能で、特定の人にメッセージを送信したり、リマインダーを設定したり、天気情報案内や希望する場所までの経路案内などをする機能となります。
- メッセージを送信する
- リマインダーの設定をする
- カレンダーに予定を追加する
- アラームやタイマーを設定する
- 電話をかける
- 経路案内
- 演算
- 翻訳
- 天気情報案内
- 音楽を聴く
端末内の設定変更機能
Wi-Fiを設定をON/OFFしたりする、スマートフォン内の設定変更を行う機能です。
- Wi-fi設定のON/OFF
- Bluetooth設定のON/OFF
- 機内モード設定のON/OFF
- トーチ(ライト)のON/OFF
- 音量調整
- 画面の明るさ調整
記憶機能
「Google アシスタント」が、ユーザーへ話し掛ける際の愛称の設定や、ユーザーの好みの情報を記憶させる機能になります。例えば「好きな色はピンク」や「私はベジタリアン」と伝えると「分かりました覚えておきます」と「Google アシスタント」から回答がある。
- スマホ所有者の呼び名や好み情報を記憶させる
その他機能
- アプリを起動する
- Google Play でアプリを検索
- 雑学クイズ
- ソリティア
- なぞなぞ
1年前のスマホであれば「Google アシスタント」対応している
この機能は、1.5 GB 以上のメモリを搭載し、画面解像度が 720p 以上であるスマートフォンであること、また、Google Play 開発者サービスがインストールされており Android Marshmallow または Android Nougat 搭載されていることが必須です。1年ほど前のデバイスであれば、問題なく条件をみたしていると思われます。
Sponsored links所有しているスマホが Google アシスタントに対応しているかの確認する方法
ホームボタンを長押しするだけです。長押しすると以下のような画面になれば対応していることになります。
Sponsored linksスマホに話しかけてみよう!
ホームボタンを長押ししてみて、「はい、どんなごようでしょう」の画面が出たら、早速スマホに話しかけてみる。以下の太文字を「Google アシスタント」話しかけてみよう。
駐車場の 1階 345 番に駐車したってメモして
「タップしてメモするアプリを選択してください」といわれるので、メモするアプリを選択、今回はGmailをタップすると。以下のようにGmailにメモを保存する処理が行われます。
リマインダーを設定、今日の夕方 5 時半に小麦粉を買う
このリマインダーを設定しますか?と聞かれるので、「はい」「いいえ」で回答する、もしくは、写真の赤で囲われたチェックマークをタップすると、リマインダーの設定が完了。
お母さんに電話かけて
「お母さんに発信しています」と回答がありますが、スマホの電話帳に該当がない場合は、「聞き取れませんでした、誰に電話をかけますか?」と回答が帰ってきます。電話帳にある名前の人を回答すると、電話を発信してくれます。電話帳にママで登録されていても「お母さんに電話をかけて」と言えば「ママ」と登録されている人を「Google アシスタント」自動判別し発信してくれます。
恵理子にハングアウトでメッセージを送信、今日の晩御飯はおでんです
通常であれば画面が切り替わりますので「送信」と話しかけると、「メッセージを送信します」と回答されます。画面切り替わって、「送信」「変更」「キャンセル」の回答とは違ったことを、話しかけると、「送信しますか、変更しますか?取り消す場合はキャンセルといってください」と回答されます。
実用レベルの言語認識力であるが、AI側で認識できるテンプレートに沿って発言しなければいけないケースもある
ユーザーが発言した内容を、誤りなく聞き取るよう動作し、レスポンスよく回答してくれるていることは素晴らしいです、「実用レベル」といえるでしょう。ただし、こちらから「これをしてほしい」など要望を伝えるときに関しては、こつがあるようで、AI(Artificial Intelligence(人工知能))側で決まったテンプレートにのっとって、ユーザー側がそのテンプレートを意識しながら、話しかける必要があるようです。
たとえば、ハングアウトでメッセージを知人宛に送信するときは、まず先にどのハングアウトユーザー宛てなのかを最初に伝える、次に「ハングアウトでメッセージを送信」というテンプレートを発言した後に、送信するメッセージ内容を伝える。
「送信先ーユーザー」+「ハングアウトでメッセージを送信」+「送信する内容」
という順番で話をしないと、送信画面まで行き着くことができない。日本語が世界的に見ても難しい言語であるために AI(人工知能)側で認識できる限界があるでしょうけれども、まだまだ開発途上といえます。
皆様もAIがどんなものなのかを体感するため、是非「Google アシスタント」と会話をしてみてはいかがでしょう?
最後に以下を「Google アシスタント」に話しかけてみてください
なぞなぞをだして
「Google アシスタント」君は、なぞなぞ問題の後に、即時解答してしまいます。
現状ではGoogle社製アプリでのみ動作します
2017/08/29現在ではGoogle社製アプリでのみ、アプリ内の音声操作ができます、今後各アプリメーカーも「Google アシスタント」に順次対応させていってくれるものと思われます。
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