今年の初めに国内で販売開始された「Moto G5 Plus」に幾つかの機能をアップグレードさせたスペシャルエディッション版が、8月頃に販売開始されておりましたので、今回も物欲に負けイタリアAmazonから購入してみた、その名も「Moto G5s Plus」です。
国内未発売だが本当に Motorola が発売したかった Moto G 2017モデル
超イレギュラーな周期で販売された「スペシャルデバイス 」
今年のはじめに「Moto G5 Plus」が販売開始され、それから約5ヶ月後に、この「Moto G5s Plus」が販売されました。これまでの Moto Gシリーズの販売周期は「年に一回」ですが、今回はそれを大きく上回る超イレギュラーな周期です。イレギュラー周期となった理由として考えられるのが、今年の初めにリリースした「Moto G5 /5 Plus」の製品仕様がトレンドをおさえることができなかったため、急遽スペック変更をしたかったからではないでしょうか。現に「Moto G5s Plus」には、今のトレンドである「デュアルカメラ」が採用されている。
Google傘下にあった頃に比べると、今の Motorola は、マーケッティングが上手ではないですね。ばたついた感があります。
Sponsored links2017年 最高スペックの「Moto G」
大急ぎで仕様変更を行ったことを踏まえると、Motorolaとして本当に販売したかった「2017年 Moto G」シリーズがこの「Moto G5s Plus」いえる。ひどい言い方になるが、先行して販売した「Moto G5 Plus」はあくまでも、「Moto G5s Plus」を販売するまでの、つなぎを担っていたのではないだろうか?
なにはともあれ この「Moto G5s Plus」は、2017年度の「Moto G」シリーズの最高スペックモデルであることは間違いない。
Sponsored linksMoto G5 Plus と Moto G5s Plus との違い
「Moto G5s Plus」のスペックを簡単に言うと、前モデル「Moto G5 Plus」から外観を少し変え、カメラ機能など含め幾つかの機能をアップグレードさせたモデルになります。
ディスプレイサイズは 5.2 インチから 5.5インチへ
ディスプレイサイズは、前モデルの「5.2インチ」から「5.5インチ」にサイズアップされています。下の写真の左側が「Moto G5s Plus」で右側が「Moto G5 Plus」です。5.5インチは2016年モデルである「Moto G4/G4 Plus」と変わらないサイズです。私は現在も Moto G4 を利用しており、操作や持ったときのフィット感については違和感なくしっくり利用できる。
デュアルカメラ搭載!
前モデルはシングルカメラのみでしたが、本モデルより デュアルカメラが搭載されました。完全に今の流行ですね。
デュアルカメラのメリット
一眼レフカメラのように被写界深度を変えることができるようになっている。
Sponsored links日本国内MVNOにお誂え向きなネットワーク対応周波数!
前モデルから大きく仕様変更となったのは「LTE対応ネットワーク周波数帯域」です。表題にもしましたが、AU のLTE メイン 周波数帯域である、800Mhz = Band 18 に対応したMotorola 初のスマホとなりました!いや感動です。しかも Motorola デバイスが OS 7.0 以降で VoLTE を利用することができるようになったため、AU系 の MVNO 通話SIM でも利用できるようになった。LTE Band 19 にも対応しておりますので、Docomo系 MVNO SIM /Softbank SIM /AU系 SIMで利用できます。
- Moto G5 Plus
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LTE B1, 3, 5, 7, 8, 19, 20, 28, 38, 40, 41
- Moto G5s Plus
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LTE B1, 2, 3, 5, 7, 8, 18, 19, 20, 26, 28, 38, 40, 41
これだけ日本のユーザーに寄せて作られているデバイスなので、今後日本で発売される可能性は十分考えられます。
mineo au VoLTE SIMをさしてみた
早速 「mineo au VoLTE」SIMをさしてみたところ、問題なくネットワークに繋がった、さらに「Volte」にも対応しているため、通話も問題なく利用できる。感動です。AU系SIMを使用する場合は、Volte SIM 以外を利用すると、通話(ネットももしかすると利用できない?)ができませんのでご注意ください。理由は、AU の CDMA に「Moto G5s Plus」が対応していないためです。
Dual SIM Dual Standbyに対応しております
4Gと3Gのデュアル待ち受けが可能です。例えば、4G(LTE)通信をAU回線で利用し、3G(WCDMA)通信(通話)をDocomo 回線で利用するなどが可能になります。対応するネットワーク周波数が国内全てのキャリアに対応したことに加えて、二枚のSIMを利用することができるため色々なことができそうですね。