Moto G5s Plus XT1805 800MHzプラチナバンド通信テスト

さて早速、入手した「Moto G5s Plus」を持って、au LTE 800MHzプラチナバンドである Band18エリアへ赴いてみて通信テストを行いました。

同エリアは、Band19 エリアでもあるため、ドコモ系SIMとAU系SIMとを併せてテストを行った。

テスト内容

テストした内容は、LTE band 18 と LTE Band 19 に対応した海外版の「Galaxy S8」と「Moto G5s Plus」を持参のうえ、「OCN　Mobile data SIM(ドコモ系MVNO)」と「mineo　Aプラン VoLTE SIM(AU系MVNO)」と「Foma SIM(nanoSIM)」の3つのSIMを挿入し確認してみた。

持参したデバイス

海外版 Galaxy S8
Moto G5s Plus

持参したSIM

OCN　Mobile data SIM(ドコモ系MVNO)
mineo　Aプラン VoLTE SIM(AU系MVNO)
Foma SIM(nanoSIM)

テスト時のSIMの状態

Galaxy S8: mineo　Aプラン VoLTE SIM(AU系MVNO)
Moto G5s Plus: SIM1:[mineo　Aプラン VoLTE SIM] もしくは [OCN　Mobile data SIM]; SIM2:Docomo Foma SIM(nanoSIM)

テスト結果

テスト結果ですが、問題なく Band19 Band18 で利用できることが確認とれました。

SIM1: mineo　Aプラン VoLTE SIM / SIM2: Docomo Foma

通信状態は常時良好でした。下記写真を見ていただくと分かりますが、KDDI – Docomo の表記があります。相容れないキャリア同士が、一台のMotorola スマホによって、纏め上げられた状態です。感動と Peace（ピース）を感じます。

SIM1: OCN　Mobile data SIM / SIM2: Docomo Foma

上記SIM同様安定しておりました。

Galaxy S8 mineo　Aプラン VoLTE SIM と OCN　Mobile data SIM

Galaxy S8 での通信ログとなります。Galaxyは、どのBand で通信しているのかがすぐに分かるので、エリア確認に置いて使うツールとしては非常に便利です。

ほんの少し気になったこと

Foma SIM での通信時、Band1 から Band 6(プラスエリア電波) へ切り替わる際に、わずか数秒程度一度電波が途切れる場面があった。ただし数秒すると問題なくBand 6 を掴んでおりましたので、あまり気にすることはないです。au VoLTE SIM と Docomo SIM 同時利用の時だけなのか、までの特定はできていない状況です、あしからず。

VoLTE 対応で「VoLTE」「3G」の2番号同時待ち受けが可能となる

4G LTE 拡張モードが利用できることになり、VoLTE(Docomo系SIM/AU系SIM) 通話と 3G の2番号同時待受ができる状態となった。素晴らしい！

VoLTE を対応させる場合は、必ず「4G LTE 拡張モード」を有効にする必要があります。因みに「Moto G5s Plus」はデフォルトで有効になっています。

rfnv ファイル

「Moto G5 Plus」と「Moto G5s Plus」の SoCは「Snapdragon 625」です、以前も記事にしましたが、もしかすると「Moto G5s Plus」から抜き取った、rfnv ファイル等を、「Moto G5 Plus」へ導入するとLTE Band 18 に対応できる？ワンチャンあるかもしれませんが、、私はしません。理由は、rfnvファイルを導入して対応可能にできる機種は、Snapdragon 400系SoCだと思っているからです。