デュアルSIMスマートフォンのなかには、SDcard を端末に挿入すると、二枚のSIMカードが挿入できなくなる機種がある。 国内SIMフリースマートフォンで代表的なところで言うと、「Zenfone3」がそれに当たる。
排他利用スロットでは「SIM×2」「SIM×1+SDCard」のどちらかで利用する必要がある
そういった機種を利用している方は、SDcard の挿入を諦めるか(SIM×2)、SIMカードを1枚だけにして利用するほかない(SIM×1+SDCard)。
Sponsored links排他利用スロットで「SIM×2+SDCard」を実現している人がいる
海外には諦めきれず、SDcardに、SIMカード(厳密に言うとSIMチップ)を貼り付けて、強引に排他スロットに、SIMカード二枚、SDcardを一枚、差し込みを試みている人がいました。 その作業をしているデバイスは、当方所有のLenovo P2です。 まずはその動画をご覧ください。
しっかりと2つのSIMを認識し更にはSDcard までも認識できている! great!
Lenovo P2 の場合は SIM2スロットが排他利用となる
上の写真が「Lenovo P2 のSIMトレイ」でNanoSIMがある方側がSIM2スロットです。Lenovo P2 の場合は、SIM2スロットが排他利用となます。
作業方法
実際にどういう作業になるのか、SIMチップを剥がして、SDcardに装着する位置などの確認をしてみました。上記動画を見てSIM+SDcardを作成したわけではありませんのであしからず。端末を破損させる可能性を秘めているので今のところこの作業には手が出せません。どうしてもやらないといけない状況となった場合は、考えるかもしれません。
NanoSIM カードからSIMチップを剥がす
SIMカードは、プラスティックと金属部分とを接着剤でくっつけているだけです。
SIMカードを加熱して接着剤をやわらかくし剥離しやくする
SIMカードを加熱することで、SIMチップとプラスティックとをくっつけている、接着剤をやわらかく剥離しやすくします。
ドライヤーでSIMカードを加熱
加熱方法はそれぞれやり方があると思うが、比較的安全な方法はドライヤーです。
- ドライヤーを使用して加熱
加熱すると、プラスティック部分と金属部分がはがれやすくなってるのでペリッとはがします。
SIMチップ側に付着している接着剤を綺麗に削ぎ落とす
SIMスロット内部に、SIMチップ側に付着している、接着剤のカスが混入し機器が破損する恐れがあります。
なので接着剤カスは綺麗に削ぎ落としておきましょう。
Sponsored linksSIMチップを貼り付ける一を確認します
SIMチップを貼り付ける位置を確認します、おおよそ上記のような位置になりそうです。
完成予想写真
上の写真の位置で良さそうです、SIMチップとSDcardとを接着させる接着剤については、温度「80度」くらいまで耐えられる接着剤を使用した方がよいでしょう。
実際に作業をしたわけではないので、お勧めの接着剤というわけではありませんが、「3M スコッチ 強力接着剤 多用途 30ml 6004N」このあたりでよさそうです。
・主な成分は:塩化ビニール樹脂+ウレタン樹脂
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