2009年に発売された、Mac Mini MC238J/A のメモリを2GB から8GBに増設してみました。
2009年発売で約10年ほど経過したデバイスで、動作が重かったため最近全く使用していなかった。CPUスペックはそこそこですので、「画像編集、WEB閲覧、動画閲覧」がある程度サクサク動いてくれればいいなと思い、SSDを導入してみたのですが、当然メモリ容量が2GBと小容量ないためWEBブラウザを複数タブで開くと動きがもっさりとなってしまった。
- Intel Core 2 Duo プロセッサ 2.26GHz
- 2GB のDDR3 SDRAM 搭載
PC3-8500S 1066MHz
PC3-8500S 8GB を eBayで購入
解決策はメモリ以外なしとのことで、さっそくメモリを購入してみました。
国内では価格が高騰しておりましたため、eBayで購入してみました。
Hynix 8GB RAM 2x 4GB 2Rx8 PC3-8500 SODIMM DDR3-1066Mhz Memory Laptop Kits intel
$27.16(送料込みで約3000円程度)
3週間程で届きました、実際にメモリの画像です。配送中に何かしらの衝撃でメモリが破損しないようにプラスチックの包装がなされていました。手続きが滞ることなく安心して取引ができました。お勧めです。
作業前に準備するもの
作業前に準備しておく必要があるものをリストアップ。
- 精密ドライバー
- PC3-8500S 4GB × 2
- スクレーパー(ケースをこじ開ける際に使用します)
メモリ取付作業
メモリは本体の最下部に取り付けてありますので、本体のケースをこじ開けてから、ドライバーを準備しパーツの取り外し作業が必要となります。ケースを外す時間含め約1時間~1時間半程度の作業時間になります。ふたを外す時間含めなければ、30分程度で完了します。
以下の作業手順には、ふたを外す手順が入っておりませんので悪しからず。ふたを外す方法は下記動画「「Mac mini Early 2009」の開け方(0415)」をご参照ください。
ふたが開いたところで下記手順で作業を進めていきます。
- アンテナ(Bluetooth and AirPort)を外します。矢印の方法に外すと簡単に外れます。
裏から見るとバネがついているのがわかります。アンテナを外した際にばねだけが飛んでいかないようにゆっくり外しましょう。
- 5角形のアンテナを外します。先ほど外した長方形のアンテナと違い少し外しにくいです。
外し方は写真裏側にある二本の棒を矢印の方向に押し込むと外しやすいです。こちらもバネがついていますので、取り外し時になくさないようにゆっくり外しましょう。
- 各アンテナについていたバネは、無くさないようにしておきましょう。
- アンテナを本体に固定している画像矢印部分の黒いテープをはがします。後々の作業時にアンテナと本体とがテープでくっついていると作業の邪魔になりますので先に外しておきます。
- 本体四隅にあるネジをドライバーで外します。長さが違うネジが一つありますので、必ずどこにどのネジが使っていたかが分かるようにしておきましょう。
- 本体四隅のネジをすべて外したら、画像矢印部分のサウンドカードのコネクタを外します。
- 本体から、矢印の方向にゆっくり持ち上げるとDVDドライブとHDDとが取り外せます。
- 取り外したら、目の前にメモリが見えますので、今ついているメモリをすべて取り外して、新たに4GBメモリを二つ取り付けて完了になります。
- 取り外した、DVDドライブとHDDの写真です。あとは、取り外した手順を遡って元の状態に戻します。がいったん、ケースまでは取り付けずに、動作確認をして起動や動作に問題なければケースを取り付けてすべての作業を完了させます。
今のところ問題なく動作しています。
販売されて約10年ほど経過しておりますが、元気に動作してくれています。
設計上熱がこもりやすいのが気になりますが、致し方なし。
これからもSSD化とRAM増設に投資した分は働いてもらいたいです。
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