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Moto Z に Android 8.0 Oreo へのOTAアップグレードが来た!

EUから輸入した、Moto Z「XT1650-03」reteu に「Android 8.0 Oreo」へのアップグレード通知がとどいたので、早速オレオにアップグレードしてみた。

ビルド情報

Androidバージョン
8.0.0
Androidセキュリティパッチレベル
2018年3月1日
ベースバンドバージョン
M8996_1239.53.01.126.29R SRD
カーネルバージョン
3.18.71-perf-g72b40d5
ビルド番号
OPL27.76-51

アップグレード後に変わった部分

いろいろなご意見があるかとは存じますが、私個人的に気がついたことを記載します。

  • セッティングアプリ
  • ホームアプリ
  • ステータスバーの表示
  • 電池持ち
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セッティングアプリ

セッティングアプリが、Android 8.0 「Oreo」 のUIに変わります。Android 7.0 Nougat のセッティングアプリにくらべ最初のページ項目数が少なくなっています。Nougat では最初のページに「SIMカード」と表記されていた項目は、「ネットワークとインターネット」⇒「SIMカード」に変更されています。操作に少し戸惑うかもしれません。

ホームアプリが Moto App Launcher に変更される

デフォルトでプリンストールされているホームアプリが、「Google Now ランチャー」から「Moto App Launcher」へ変更されました。
背景が透過されているUIです。比較的使いやすいUIでした。

ステータスバーの表示が若干変更された

キャリアグリゲーション通信時は「4G+」の表示

キャリアアグリゲーション(CA)通信に対応しているデバイスですので、CA通信時は、4g+とステータスバーに表示されます。

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システムUI調整ツールはOreoアップグレード後も利用できる

Android 6.0 から隠し機能として利用された「システムUI調整ツール」は、Android 8.0 でも利用可能です。「システムUI調整ツール」の有効化方法については、こちらの記事「Moto G4 Android6.0 隠し機能 systemUI調整ツールを表示させる
」を参照願います。

バッテリー残量表示方法が変更された

「システムUI調整ツール」で「電池」の設定を「常に割合を表示」にした場合、Nougat では、バッテリーアイコンの中に残量が表示されていましたが、Oreo
 からは、バッテリー残量の左隣に残量が表示されます。

電池持ちが気持ち改善したように思える

Nougat OS 7.0 から 8.0 に変ってから、バッテリーの持ちが気持ちよくなった気がします。これはあくまでも私の感覚ですのであしからず。

アップグレード後の不具合は今のところなさそうです

今のところ、一週間ほど使用してみましたが不具合等はなさそうです。※ネットワーク通信等の基本機能の動作確認までです。Moto Mods 等拡張機能の動作確認までは行っておりません。

以下 2018/5/13 更新

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不具合報告あり

アップグレードから数日が経過しましたが、幾つかの不具合が報告されています。中には利用するにあったって致命的な不具合もあります。まだアップグレードされていないのであれば、今回のアップグレードは見送った方がよいでしょう。

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Wi-Fi接続とVoLTEに不具合

まず、Oreo アップデート後から「VoLTE」が使用できません。いままでVoLTEで利用されていた方々は、残念ですが、アップグレードするとVoLTEが利用できなくなります。情報提供者、XT1650-03 8.0だよさん からのコメントをいただきました。感謝申し上げます。

Wi-Fi にも不具合が発生しております。発生頻度は高くないようです。症状は、「無線LANに接続」→「モバイルネットワーク接続」→「無線LANに接続」→「Wi-Fi Off」に設定が切り替わっており「Wi-Fi On」に切り替えるとデバイスが一時フリーズ後「設定アプリが応答していない旨のダイアログボックスが表示される」。結果、再度Wi-Fi接続するにはデバイスの再起動が必要。

完全にファームウェアの問題です。厳しい言葉ではありますが、今回のファームウェアは手抜き作業でできあがったFWです。

バッテリー残量が再起動ごとに異常に減る症状

バッテリー残量が、再起動を行うごとに異常に減ってしまう症状が確認できました。

個人的な意見

モトローラの他デバイスも同様な事例が発生しているのでしょうか、不明ですが、フラッグシップモデルに対してのアップグレードとは言い難いファームウェアの仕上がり具合です。

ユーザーの立場に立っているとは言い難い。一旦修正のファームウェアが配信されるか待ってみるか、カスタムロムを導入するか検討しているところです。この状態であれば正直「LineageOS 15.1」の方がクオリティーが高いのではないでしょうか。

まずい状況です。

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2 thoughts on “Moto Z に Android 8.0 Oreo へのOTAアップグレードが来た!

  1. 追加で「XT1650-03 8.0だよ」あらため「XT1650-03 7.0だよ」です。
    帰宅後Moto Z Play の7.1.1で VoLTE有効化にしてある機種で通話状態を確認してみたところ。3Gでの通話になってしまいました。
    当方、MVNO(OCN音声SIM)をZとZ Playで利用していますが両方VoLTEで接続できたことを確認していますが。
    上記のようになっていました。
    ちなみに、Zの方 7.1.1と7.0に戻して確認したのですが、VoLTE有効化しているにもかかわらず。3Gでの通話になってしまいます。
    テストモード *#*#4636#*#* でネットワーク状態を確認すると
    音声ネットワークの種類:LTE
    データネットワークの種類:4G
    となっています。ドコモ系MVNO SIMしか持っていないので、ドコモ純正SIMを使った場合が確認できないため詳細は不明ですが。
    ドコモ側でなにかしらの調整が入ったのかもしれません。同じ時期にDATA-SIMでもWindows10でAPN入れても接続できない事象が発生しており、ドコモのSIMフリー端末をいれると SPモードのAPNが勝手に入る機能の副作用なのかもしれません。

    というのが今日一日、仕事さぼりながらの検証結果です。
    8に戻すか、7.1.1にするか。CustomROMに以降するか迷うところです。

    • お世話になります。
      仕事中に検証ありがとうございます。

      私の過去のFW(ファームウェア)動作確認情報もあわせて記載いたします。
      以下、「Volte」で通信できるファームウェアです。

      ■動作確認SIM
       mineo: AU VoLTE SIM

      ■VoLTE動作OK
      ビルド番号:NPLS26.118-20-1
      Android セキュリティーパッチレベル:2017年8月1日
      Android バージョン:7.1.1

      ■以下うろ覚えですがスクリーンショットの履歴からは動作していたはずです。
      ビルド番号:NPLS26.118-20-5-3
      Android セキュリティーパッチレベル:2017年10月1日
      Android バージョン:7.1.1

      ——————————-
      ビルド番号:NPLS26.118-20-5-8
      Android セキュリティーパッチレベル:2017年11月1日
      Android バージョン:7.1.1

      「VoLTE」で通話可能です。

      「Moto Z」は、今年1月からのセキュリティーアップデートの更新頻度があまりにも少ない(開発が後ろ倒しになっているようです)ので、私もBootloader Unlock し、CustomROM を導入予定です。

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