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Amazon Fire Phone 日本語に対応させてみる

先日、Google Play をインストールしてみたのですが、日本語入力に関してはデフォルトのamazonのキーボードで対応できるのですが、インストールされたアプリなど日本語の表示ができない状態なので、アプリなどそのほか日本語を表示できるようにしてみた。root権限は不要ですが、導入に関しては、自己責任でお願いいたします。
表示される、設定画面などすべてを日本語にする場合は、root 権限を取得した後に、System 内のアプリを decompile し 言語 ja を 追加→ compile しなおして、fileエクスプローラーから同アプリを導入する方法となりそうですが、、現在当方のOS 3.6.8 では root権限は取得できない模様、また取得できたとしても時間も知識もないもので、今回は別の方法で導入してみることにした。
firephone_japlang_app

morelocale2をインストールして対応させる

昔からある、簡易日本語環境を構築する際によく使われている google アプリ ”morelocale” をインストールすることで対応させる。

導入の流れは、PCに Amazon ADBドライバーをインストール後、 firephone に 先日インストールした google play(導入方法はこちら) から morelocale2 をインストールして、pc とADB接続後 コマンドを叩いて終了。

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日本語入力の設定

ATOKをamazon アプリストアからインストールすると日本語入力ができるかと思われますが(試してません)、約$16の価格なので、無料で日本語入力ができるデフォルトの入力キーボード amazon keyboard を使用する。デフォルトの状態では日本語入力ができないようになっているので、日本語入力ができるようにする。方法は簡単以下の手順で導入がすんなり終わる。

  1. Setting アプリを開く
  2. Keyboard をタップ
  3. Change the keyboard language をタップ
  4. Download New Languege をタップ
  5. Japanese をタップ
  6. ダウンロード後に”japanese”を選択する

で導入完了。
ためしに入力してみると下の写真のように、入力可能となる。
firephone_ja_keyboard

PC に ADB ドライバーをインストール

日本語入力ができるようになったら、locale 設定を変えるための ADB コマンドを有効にさせるために ADB ドライバー(fire OS用)をPCにインストールする必要がある。こちらもそれほど手順は難しくないが、事前環境構築が必要となる。Android デバイス に携わっている人はご存知かとは思いますが、Android SDK がPCにインストール されている必要がある。Android SDK 導入手順等は、他のサイト様等をご参考くださいませ。Amazon firephone を触る人はほぼほぼ、詳しい方が多いかもしれませんが、、。導入方法は下記となる。

  1. android-sdk folder 内のAndroid SDK Managerを起動
  2. window 上部の Tools をクリックし Manage Add-on Site.. をクリック
    manage_add-on1
  3. User Defined Sites タブをクリックして、”New” をクリック
    manage_add-on2.5
  4. 上記写真のAdd Add-on Site URL に https://s3.amazonaws.com/android-sdk-manager/redist/addon.xml と入力して “OK” をクリック
  5. Update file が更新されてその中に Amazon の名前がついたファイルが出現するので選択してinstall xx packages…をクリック
    android-sdk-amazonS1
  6. 後は Accept をクリックして Install
    android-sdk-amazon2
  7. インストールが終了したら、Firephone の USB デバックをオンにするので、Settings アプリを開いて、”Device” → “Get info about your Fire” の画面を開き、”Model Number” を数回連続でタップすると画面下に “Developer Options” が表示されるのでそれをタップ
    developer_options1
  8. 後は USB Debugging と Never Sleep while Charging にチェックを入れて、Developer Options を”OFF” から “ON” に変更する
    developer_options3
  9. USB Debugging にチェックを入れたら、PCと接続する。以前接続したときに適用されたドライバーは削除する
  10. 削除後に、\android_SDK\sdk\extras\amazon\kindle_fire_usb_driver\内にあるKindleDrivers.exeを実行
  11. 終了後は、ADB interface として認識される。
    amazon-adb-interface

とここまででadb コマンドができる環境が整う。

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morelocale2 を install

Google Play から morelocale2 をインストールし、japanese をタップして、PCからADB 接続して pm コマンド
firephone_pm_cmd
コマンドプロンプトを起動させて

  • adb shell
  • pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION
adb shell
shell@android:/ $ pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION

error や failed の表記がなければ成功
で終了。
firephone_japlang

bootloaderが解除可能であれば、、

最近 kindle fire HDX が bootloader 解除ができるようになり、カスタムロムなどの導入が可能となってきているようです。XDAでは Unofficial な cm-12 がインストールできたりと開発者様方にはただただ恐縮です。すばらしいですね。

もし今後この Fire phone も bootloader が解除できるようにとなると、いま以上に面白い端末になってくるのではないでしょうか?
今後の動向に期待します。

Firephone は Amazon UK から購入出来る
現在 £299.00

※追記2015/07/27 現在では デフォルトで日本語に対応している Custom ROM CM11 が導入できる。Fire OS で日本語化をするよりも、CM11を使用した方がメリットは大きいです。参考はこちらをどうぞ

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