以前こちらの記事にてMorelocale2 でのみ日本語にある程度対応出来たわけですが、頻繁に使用する設定アプリなどは日本語に対応出来ていないものとなっておりました。何とか対応出来ないか Lenovo P2 の 日本語化に挑戦した訳ですが、結果、ある程度までの日本語化に成功しております。
導入方法含め記事にしております。ご活用ください。
端末の改変作業を行うことで、端末が起動しなくなったりする可能性が高く事にもなります。 以下の手順でほぼ、起動しなくなるようなことはありませんが、それ以外の作業を行うことで、同様な症状を引き起こす可能性も出てきます。自己責任にて対応するようお願いいたします。
対応化するにあたって流用したファイル
少し難しい話になりますので、わからない方は読み飛ばしてください。
- Motorola Moto G5 Plus stock ROM Nougat 7.0 のアプリ群
- Lenovo Phab のsetting.apk
上記二つの機種から、systemアプリを抜き取り、APK-Multi-Tool を使用して、アプリをバラした後、日本語に対応したstringsファイル等を抜き取りました。その抜き取ったファイル群を「lenovo P2」のアプリに移植する作業を行い、対応化を実現。
7割方日本語の対応は完了しております。全てが日本語に対応してない状況ではありますが、操作するに当たってそれほど苦にならないかとおもわれます。
Sponsored links導入手順と端末条件
以下端末条件が必須となります。以下条件を満たしていない場合は、作業をしないようにお願いします。
- TWRPが導入されていることが条件(導入方法)
- OS:Android OS 7.0
- ファームウェア:P2a42_S232_170320_ROW
- 2017/04/07追記:Morelocale2 で日本語ロケールに変更されていること(処理方法)
OS 6.0.1 の端末で作業を行うと必ず文鎮化となりますのでご注意願います。
導入前に TWRP で system のバックアップを取ること
以下の作業を行うことで、システムアップデートのエラー要因となる可能性があるため、必ず作業前の状態をバックアップしておきましょう。
ファイルをダウンロードして、TWRP からインストールするだけ
File:Lenovo_P2_Japanese_lang_for_S232_170320_v2.0.zip
- CellBroadcastReceiver.apk
- ColorProfiles.apk
- DocumentsUI.apk
- DownloadProvider.apk
- DownloadProviderUi.apk
- EmergencyInfo.apk
- framework-res.apk
- NotificationCenter.apk
- Settings.apk
- SimSettings2.apk
- WideTouch.apk
ダウンロードしたファイルを端末ストレージ内に保存しTWRPを起動
上記zipファイルをダウンロードして、端末ストレージ内に同ファイルを保存します。電源を落として「電源ボタンとボリューム+-ボタン」同時押し、Lenovo 起動画面が表示されたら「ボリューム+-ボタン」から手を離さず「電源ボタン」のみ指を離す。TWRPが起動します。
- 「install」をタップ
- 先ほど保存した「Lenovo_P2_Japanese_lang_for_S232_170320_v1.8.zip」を選択
- 「Zip signature verification」「Reboot after installation is complete」のチェックを外して矢印の方向へスワイプ
- インストールが完了したら、「Wipe cache /dalvik」をタップ
- 矢印の方向へスワイプ
- Reboot system をタップし適宜再起動
端末が再起動したら日本語の環境ができあがります。後はデバイスを楽しむだけ!
AOSP に Lenovo色がいい感じでミックスされた素敵な端末
以前まではAmazonイタリアから輸入できたのですが、現在は同入手経路は凍結中。入手経路がかなり限られている「ニッチ」なデバイスです。長期間触っていると、素のアンドロイドに「Lenovo色」が所々見受けられる素敵な端末であることに気づいた。
Lenovo 色のカスタマイズできる機能がいくつかあるようで、LineageOSを導入することも出来ますが、いったんストックロムで使用してもある程度まで楽しめる機器だと思います。
- LED通知の色の設定も詳細に設定できるようです(この設定方法は英語表記です、すみません、、)
- フラッシュライトをボタン一つで光らせる機能もあります
- ナビバーにネットワーク通信速度を表記させることも可能なようです。
Great!!
現在FOMAプラスエリアに対応していないため、何とか対応出来ないか模索中~
以上
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いつも、為になる情報ありがとうございます。
唐突で申し訳ないのですが
カスタムリカバリー導入後、Internal Storageをうっかりwipeしてしまい。(ド素人で恥ずかしいのですが)
カスタムromファイルがリカバリーへ転送出来なくなってしまいました。
何か、いい方法があれば
ご教授いただけないでしょうか
こんばんは〜。
インストールするZipファイルをintermal storage に保存できなくなったと言うことですかね?
ん〜難しいですね。
勝手にROMのインストール方法ということで解釈して以下を回答とさせていただきます。
ROMのインストール方法は何通りかあります。一旦以下二通りの方法を記載しておきます。
①MOD ファイルを手持ちのUSBフラッシュメモリに保存して、TWRP 起動後、P2付属のOTG アダプタを使用してP2とUSB メモリを接続。「install」→「select strage」→「USB OTG」で、該当ファイルを選択してインストール。
②または、ADB sideload(zipファイルをPC経由でインストールする) でインストールする方法です。※TWRPを起動してPCとデバイスをUSBケーブルで接続して、ADBインターフェイスとしてPC側で端末を認識できていることが前提条件です。
TWRPを起動して、USBケーブルで端末とPCとを接続する。
windows側に保存されている該当zipファイルが保存されているディレクトリでコマンド窓を開く。
端末側で「Advanced」→「ADB sideload」→「矢印をスワイプ(swipe to sideload)」。
windows側で開いたコマンド窓で、右記をコマンド「adb sideload 該当ファイル.zip」でインストール完了です。
回答になりましたでしょうか?
ありがとうございます。
早速、試してみます!