先日、Motorola(モトローラ)より発表されました、「Moto g30(2021年3月26日発売)」と「Moto g9 play(2020年10月30日発売)」とのスペックを比較してみました。
結果から申し上げますと、ROM容量、カメラ、ディスプレイリフレッシュレートを除く、基本性能において両者はほぼ同等のスペックを持つデバイスであることがわかりました。
相違点
基本性能においてはほぼ同等のスペックではありますが、その中でも「Moto g30」でスペックアップ、スペックダウンされている機能を以下に記載いたします。
スペックアップ
- ROM(ストレージ): 64GB → 128GB
- ディスプレイリフレッシュレート : 60Hz → 90Hz
- サポートされるSDCard容量 : 512GB → 1TB
- リアカメラ超広角カメラ:なし → あり
- リアカメラ最高解像度:48 MP → 64 MP
- フロントカメラ最高解像度:8 MP → 13 MP
- Water Protection:Water-repellent design → IP52, water repellent design
- 価格(2021/03/15時点):22,545円 → 27,800円
ROM容量が、128GBに増えています。SIMトレイが排他利用であるため、SIM2枚挿すと「SDcard」が利用できなくなります。128GBの容量があればSDcardを使用せずに済むかもしれません。
ディスプレイリフレッシュレートが、90Hzになりました。画面をスクロールさせた際の文字のにじみが抑えられます。
リアカメラに8MPの超広角カメラが追加されました。
防水性能がIP52へ上がりました。保護性能は以下に記載します。
・人体・固形物体に対する保護:粉塵からの保護。
・水の侵入に対する保護レベル:垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない。
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スペックダウン
スペックダウンと呼べるほどのものではないですが、以下非対応となったため記載しておきます。
スペック比較
|
moto g30 |
moto g9 play |
image |
|
|
OS |
Android™ 11 |
Android™ 10 |
Memory(RAM) |
4 GB |
4 GB |
Storage(ROM) |
128 GB |
64 GB |
SDcard slot |
○: Supports up to 1TB microSD card |
○: Supports up to 512GB microSD card |
CPU |
Qualcomm® Snapdragon™ 662 with 2.0GHz octa-core Kryo™ 260 CPU |
Qualcomm® Snapdragon™ 662 with 2.0GHz octa-core Kryo™ 260 CPU |
GPU |
Adreno™ 610 |
Adreno™ 610 |
DisplaySize |
6.5″ Max Vision, 90Hz |
6.5″ Max Vision |
Wi-Fi |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac | 2.4GHz | 5GHz |
Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac | 2.4GHz | 5GHz |
Bluetooth |
Bluetooth® 5.0 |
Bluetooth® 5.0 |
NFC |
Yes |
Yes |
Sensors |
Fingerprint reader, Proximity sensor, Accelerometer, Ambient Light sensor, Sar sensor, Gyroscope |
Fingerprint reader, Proximity sensor, Accelerometer, Ambient Light sensor, Sar sensor, Gyroscope |
Rear Camera |
64 MP sensor | 16 MP output (f/1.7, 1.4um)
8MP (f/2.2, 1.12µm) | 118° ultra-wide angle
2MP (f/2.4, 1.75µm) | Macro
2MP (f/2.4, 1.75µm) | depth |
48 MP sensor | 12 MP output (f/1.7, 1.6 µm)
2 MP (f/2.4, 1.75 µm) | Macro
2 MP (f/2.4, 1.75 µm) | depth |
Front Camera |
13 MP (f/2.2, 1.12um) |
8 MP (f/2.2, 1.12 µm) |
Speakers |
Bottom-ported loudspeaker |
Bottom-ported loudspeaker |
3G Band |
B1/B2/B5/B8 |
B1/B2/B5/B8/B19 |
4G Band |
B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40 |
B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41 |
Water Protection |
IP52, water repellent design |
Water-repellent design |
Battery |
5000 mAh |
5000 mAh |
Charging |
15 W charging |
15 W charging |
Size |
165.22 x 75.73 x 9.14mm |
165.21 x 75.73 x 9.18 mm |
Weight |
197 g |
200 g |
SIM Card |
Hybrid Dual SIM (2 Nano SIMs / 1 Nano SIM + 1 microSD) |
Hybrid Dual SIM (2 Nano SIMs / 1 Nano SIM + 1 microSD) |
可もなく不可もなく
以下個人的な意見になりますので、ご了承ください。今では「5G 対応のスマートフォン」が二万円前半で手に入るようになってきました、「Moto g30」のようなミッドスペックの「4G対応スマートフォン」且つ「Motorola オリジナルイヤバッズ付き」であっても価格が27800円では魅力をあまり感じない。
スペックからして、高負荷な画像処理をするゲームを除くゲームおよび、SNS、メール、Webブラウジングをメインとする人向けのデバイスでしょう。
よくも悪くもない そこそこのデバイスです。
価格次第では、購入も検討してよいかと思います。以上
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