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国内版 Moto G 3rd Gen と海外版との違い

moto_g_japan

海外で人気の Motorola 社製 低価格スマホ Moto G が日本国内で販売されることが決定した。やっと Motorola 製の simフリー端末が国内で購入出来ることとなり、Motorola デバイスを使用している私としては大変嬉しく思う。

海外版と国内盤とのスペックで何が違うのかを表を作成し比較してみた。

スペックに関しては、国内版のネットワーク周波数帯域のスペックがモトローラサイトとgoo SIMSELLERとで表記が違うが、今回はモトローラサイトのスペックをもとに比較表を作ってます。

OCN MVNO 音声契約要の抱き合わせ販売なので半年間の縛りがあることは残念でなりません。

国内盤と海外版とのスペック比較

基本スペックはまったく同じですが2つの違いがある

一つは、RAMとストレージ容量

海外版の場合は、RAM 1GBもしくは2GBの二種類がある。RAM 1GBモデルは、ストレージ容量8GBで、RAM 2GBモデルは16GBのストレージタイプとなっている。国内版は、RAM 2GB モデルのみで、16GBのストレージ容量タイプ。

二つは対応するネットワーク周波数

ネットワーク周波数は、各販売される国によって変わる。大きく分けると「US版」「EU/UK版」「JP版」の三種類に分けられ、当然その販売される国で使用できる周波数帯に対応してる。

XT1540 US版 XT1541 EU版 XT1550 JP版
OS Android™ Lollipop 5.1.1 Android™ Lollipop 5.1.1 Android™ Lollipop 5.1.1
Memory(RAM) 1 GB , 2GB (16GB model only) 1 GB , 2GB (16GB model only) 2GB
Storage(ROM) 8 GB or 16 GB 8 GB or 16 GB 16 GB
CPU 1.4 GHz Qualcomm® Snapdragon™ 410(MSM8916) Quad-core 1.4 GHz Qualcomm® Snapdragon™ 410(MSM8916) Quad-core 1.4 GHz Qualcomm® Snapdragon™ 410(MSM8916) Quad-core
GPU Adreno 306 with 450 MHz Adreno 306 with 450 MHz Adreno 306 with 450 MHz
DisplaySize 5.0″ 720×1280 Corning® Gorilla® Glass 3 5.0″ 720×1280 Corning® Gorilla® Glass 3 5.0″ 720×1280 Corning® Gorilla® Glass 3
Wi-Fi802.11b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n 802.11 b/g/n
Bluetooth Bluetooth version 4.0 Bluetooth version 4.0 Bluetooth version 4.0
SDcard slot ○: Supports up to 32GB microSD card ○: Supports up to 32GB microSD card ○: Supports up to 32GB microSD card
Front Camera 5 MP 5 MP 5 MP
Back 13 MP(f/2.0) 13 MP(f/2.0) 13 MP(f/2.0)
Speakers Stereo, front-ported Stereo, front-ported Stereo, front-ported
3G Band 2100,1900,1700(AWS),850 MHz 2100,900 MHz 2100,900,850 MHz
4G Band 2, 4, 5, 7, 17 1, 3, 7, 8, 20 1, 3, 7, 8, 28, 40
Water Resistant ○ IPX7 ○ IPX7 ○ IPX7
Battery 2470 mAh 2470 mAh 2470 mAh
Size 142.1 x 72.4 x 6.1-11.6 mm 142.1 x 72.4 x 6.1-11.6 mm 142.1 x 72.4 x 6.1-11.6 mm
Weight 155 g 155 g 155 g
SIM Card Micro-SIM Micro-SIM Micro-SIM

EU/UK版でも国内で使用できる

EU/UK版を購入しても、国内のすべてのキャリアが発信している周波数には対応してないものの、比較的大きな都市であれば問題なく使用できる。山間部などではほぼほぼ使用できません。XT1550も上記ネットワークスペックであればFOMAプラスエリア非対応なので山間部などの電波の弱い地域では使用できないでしょう。

だからと言って海外版をお進めしているわけではないのであしからず。OCNの音声通話SIMと抱き合わせ販売且つ半年間の縛りがあるようなので、どうしても、「Moto G 3rd」を使ってみたいということであればUK/EU版を使用するとよいでしょう。※CA(キャリアアグリゲーション)には非対応です。参考:qualcomm

因みにUS版は、日本ではまったく使用できません。

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3 thoughts on “国内版 Moto G 3rd Gen と海外版との違い

  1. UK在住です。今年2016年3月下旬、日本帰省を1週間後に控え、Amazon UKでmoto g 3rd (XT1541)を購入しました。
    初代moto g は気に入っていたのですが、SIMカードが一日一度ははずれたり、バッテリーライフが短くて切り替えたのです。
    が、初代は日本でOCNのカードを挿して問題なく外でも使えたのですが、3rdはまったくだめでした。
    初代が使えたので3rdでも使えるだろうと何の疑いもなく購入し、ふんだ手続き・設定は同じでしたが、使えたのは家のホームネットワークのみで、OCNは認識せず(挿すとNTT DoCoMoと出るけれど、一歩外に出ると完璧にアウトでした)。
    たまたま初代も持ち帰っていたので急遽初代に挿し替えて乗り切りましたが、3rdが使えなかったのは大変がっかりしました。
    今この記事を読み、「国内でも使用できる」とあってまたがっかり。何か設定がおかしかったのでしょうか・・・。
    教えていただけると幸いです。

    • はじめまして、お困りのようですね、お察しします。
      Docomo と SIMを認識しているけども、通信ができないようですね。私で今思いつく原因というところは以下です。すべて試されていたのであればすみません。

      1. APNの設定の見直し(Moto G1st XT1032 とは違いLTE 端末なのでLTE で通信できるAPNの設定をいれてみる)
        • lte-d.ocn.ne.jp
        • 3g-d-2.ocn.ne.jp 
      2. UK carriersモデルの可能性 SIMフリーではない、SIM Lockされた端末の可能性もあります。この場合は残念ですが、UKキャリアのSIMでしか利用できません。
      3. SIMフリースマートフォンで間違いなければ、一旦、端末の初期化してみてどうなるか。詳細な説明は割愛します。

      Moto G 3rd XT1541 且つ sim unlocked の端末であれば、MVNO SIMで通信できるはずです。
      また思いついたら追記します。
      次回帰国された際はお試しください。

  2. doroido様、

    ご返信ありがとうございました。
    sim unlockedは確かなので、APNの設定見直しをしてみます。
    3rdのカメラの性能がイマイチなので次回帰国までに4に新調するかも知れませんが
    大変有効な情報をいただけたことに感謝します。

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